米国、戦時法発動でワクチン追加確保か…韓国はさらに厳しく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.24 09:26
トランプ米政権が不足する新型コロナウイルス感染症のワクチンを追加で確保するため国防生産法(DPA=Defense Production Act)を発動する予定だと、ニューヨークタイムズ(NYT)が22日(現地時間)報じた。この法が適用されれば、米国人にワクチンが十分に供給されるまで米国生産ワクチンの輸出が制限される可能性がある。
NYTは、トランプ政権が米製薬会社ファイザーと新型コロナワクチン追加購買交渉をする過程で、DPA発動の可能性が提起された、と伝えた。交渉の結果、ファイザーは来年4-6月期に米国にワクチン数千万回分を追加で供給し、米政府はワクチン製造に必要な原料を円滑に供給できるようDPAを発動するという内容が契約に盛り込まれる見込みだ。交渉の結果は早ければ23日に発表されるという。