「ワクチン開発中に流行終わる…迅速な臨床手続き、なぜ韓国だけないか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.26 10:47
新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が急速に拡散する中で、米国と中国からは「ワクチンが開発できた」というニュースが聞こえてくる。だが、韓国は技術はあるのに規制が足を引っ張ってワクチン開発で壁にぶつかっている。問題は新しいワクチンを開発したら必ず毒性試験を経なければならないという規制だ。米国など先進国が関連規制を柔軟に適用しているのとは対照的だ。長くて10年以上の臨床試験を経ている間に感染病遮断の「ゴールデンタイム」を逃すのが常だ。
国際ワクチン研究所のソン・マンギ事務次長は今月24日、中央日報とインタビューで「国内企業や研究所がワクチンを開発するとしても、臨床試験に早く入ることができる手続きそのものがない」とし「同じワクチンでも、韓国は米国より少なくとも5カ月はもっとかかる」と指摘した。国際ワクチン研究所は国連開発計画(UNDP)の主導で設立された国際機構で、ソウル大冠岳(クァナク)キャンパスに本部を置いている。次はソン事務次長と一問一答.(※は読者の理解を深めるための説明)