モサドも動員されたワクチン情報戦、韓国は9-10月に機会逃す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.24 07:55
韓国政府は最初からファイザーとモデルナのワクチンを導入する意志が弱かったことが分かった。両ワクチンは今回が初めてのmRNA(伝令RNA)方式であるからだ。このため伝統的な方式のアストラゼネカのワクチンに集中し、ファイザーとモデルナのワクチンの臨床試験進展事項を正確に把握できず、情報戦でも失敗したという評価が出ている。
政府関係者は23日、「4月に新型コロナワクチンについて議論する際、専門家らは『ファイザーとモデルナのmRNAワクチンは世界で一度も成功していない方式であるため成功の可能性が低く、副作用を予想できない』と懐疑的な意見を出した」と明らかにした。続いて「ファイザーとモデルナのワクチンは国内の力量を総動員しても一日に10万人以上の接種は難しく、保管・輸送施設も十分でなく、これを消化できるほどの構造でないと判断した」と伝えた。