三菱、中国の強制徴用被害者に初めての補償金支給…「不法は認めていない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.14 07:36
三菱側は結局、2016年6月原告側と合意を成功させた。被害者3765人に対して1人あたり10万人民元を支給するという条件だった。
裁判所の判決は出ないまま訴訟は終結した。合意書には「中国労働者に対する人権侵害があったという歴史的事実を誠実に認める」という文章と「深い反省」「深くお詫び」という表現が入っていると当時の中国新聞網は伝えた。三菱側は補償金の他に1億円を記念碑建設費として提供し、行方不明者・被害者調査費として2億円も支給することにした。