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【コラム】盲信的ファンダム政治、2022韓国大統領選も他人事でない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.09 14:09
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米大統領選挙でも見られた支持層の熱狂ぶりは2022年の韓国でも再現される可能性が高い。両陣営ともに過去最多得票記録を更新し、投票後にも非難と暴力が乱舞する「チキンゲーム」が生じた。

極端政治の大きな責任はトランプ大統領にある。民主主義のルール自体を無力化させたからだ。大きく「3A」に要約される。反自由主義(Anti liberalism)、反知性主義(Anti Intellectualism)、もう一つの事実(Alternative facts)だ。イェール大のティモシー・スナイダー教授の表現で「フェイクデモクラシー」現象だ。

 
スナイダー教授はトランプ大統領がロシア企業インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)のフェイクニュースに助けられたと主張する。スナイダー教授は「IRAのコンテンツは3億4000万回共有され、1億2600万人が接した」とし「主に嫌悪と怒りを助長する内容」と指摘した。当選後にもトランプ大統領は批判をフェイクニュースだとし、「もう一つの事実」として嘘もついた。

ジョンズホプキンス大のヤシャ・モンク教授はトランプ大統領を多様性と寛容、少数への配慮が消えた「反自由主義的民主主義」の典型に挙げた。モンク教授は「民主主義の危機の代表的な事例」とし「自由世界の同盟国より独裁政権を好み、憲法規範を公開的に蔑視する」と批判した。

誤った新型コロナ対応のように、専門家の意見と科学的思考を無視する反知性主義も問題だ。ピューリッツァー賞の受賞者、ニューヨークタイムズのコラムニストであるミチコ・カクタニ氏は「トランプ大統領の支持者は明白な嘘までも合理化する」とし「事実に対する無関心、理性を代替する感性、蝕まれた言語が原因」と指摘した。

3Aが強力な効果を発揮するのは盲信的「ファンダム政治」があるからだ。米国政治専門家のアン・ビョンジン慶煕大教授は「証拠に基づく理性的な議論、異なる意見を受け入れる多元性がファンダムには存在しない」とし「相手を倒すべき敵と規定する韓国の陣営論理も同じ」と診断した。

実際、韓国は光化門(クァンファムン)と瑞草洞(ソチョドン)、土着倭寇と主体思想派、親文派と反文派などに分かれ、政党から市民社会まで2つの勢力に垂直系列化されている。ユン・ソンイ韓国政治学会長は「政治勢力が多様な利益と葛藤を代議せず、自らに有利な政略的イシューを前に出して対立を助長し、支持層を結集する」と分析した。「偏向性の動員(mobilization of bias)」戦略だ。

ファンダムを基礎に動員された2つの勢力の間では理性と合理が呼吸できない。合意や討論よりも「お前は死んで自分は生きる」命がけの闘争だけが存在する。アン・ビョンジン教授は「自由主義と法の支配(rules of law)のような民主主義規則が崩れた」とし「2022年の大統領選挙は米国に劣らない葛藤が予想される」と述べた。特に「ろうそく政権にこのような価値を期待したが、実現しなかった」と語った。

解決策はバイデン氏の第一声のように「統合と治癒」だ。「お互い分断せず、相手の声を聴かなければいけない」。そのためには政治家だけでなく3Aを克服しようとする市民の努力が必要だ。次期副大統領のカマラ・ハリス氏の言葉のように「民主主義は与えられるものではなく行動で勝ち取るものだ」と述べたからだ。

ユン・ソクマン/社会エディター

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