韓国国防部長官内定者と会談する米国防長官「中国を相手にする同盟」韓国に言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.18 07:07
マーク・エスパー米国防長官が16日(現地時間)、中国をけん制する米国の同盟国として韓国に言及した。エスパー長官はこの日、米安保シンクタンク「ランド研究所」が主催した講演で「中国が米国との潜在的な葛藤を考えると、単に米国だけを考慮してはならない」として「米国と日本・オーストラリア・韓国・シンガポールなどを考えなければならない。また、相当数の欧州のパートナーもこの戦区(theater)に該当する可能性がある」と述べた。米国と中国が安保上葛藤を繰り広げる場合、韓国をはじめとして米国と多国間安保体制で縛られる同盟国が米国側に立つべきだという要求だ。
米国防総省の首長が「中国けん制の同盟国リスト」を口にしたのは中国圧迫に中途はんぱな態度を見せる韓国政府に対するメッセージだという解釈だ。米国の具体的な「中国圧迫」の要求は翌月ワシントンで開かれる韓米安保協議会(SCM)で登場する可能性が提起される。韓国国防部長官内定者の徐旭(ソ・ウク)氏が就任後初めてエスパー長官と対面する席だ。