全国民2万ウォン給付するため借金して9000億ウォン使う=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.10 08:22
第2次緊急災難支援金がおかしな方向に進んでいる。「ターゲット型災難支援」(文在寅大統領、7日の首席秘書官・補佐官会議)という趣旨は色あせた。秋夕(チュソク、中秋)連休の小遣いでも与えるように2万ウォン(約1800円)ずつ通信費を給付するのに1兆ウォン近い金額を投じるという。「通信費ポピュリズム」だ。財政赤字は100兆ウォンを超えようとしている。
政府・青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は9日、文大統領の招請で青瓦台で共に民主党指導部懇談会を開き、13歳以上に2万ウォンずつ通信費を支援すると明らかにした。
民主党の崔仁昊(チェ・インホ)首席報道官は「李洛淵(イ・ナギョン)代表は金額が大きくなくても新型コロナで疲れている国民に通信費を支援するのが慰労になると述べ、一括支援を要請した」と伝えた。続いて「(李代表の発言に)文大統領は『同じ考えだ。コロナのために国民の非対面活動が急増しただけに通信費は区分なく一律支援するのがよい』と答えた」と明らかにした。