【時視各角】これほどになれば前後見境なく進もうということか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.26 10:34
日本を旅していて一番最初に感じるのは道にはゴミなどが落ちておらず人々が親切だという点だ。繁華街から離れた場所も例外ではない。全体的には店でのやり取りも快適だ。封建時代の侍は納品された物に欠陥が多ければ一種の詐欺罪として業者に刀を振るうこともできたという。納品業者は当然最善を尽くして品物を作ったが、代わりに封建領主は品物の代金は言われるまま払ったという。値下げを要求すれば体面が汚れると考えたからだ。そのような伝統が少しばかり残っている。
韓国を訪れる中国の人々が同じような印象を持つというアンケートの調査結果がある。道がきれいで人々が親切なのに驚くという回答だ。北京でもあふれるほどある、同じブランドの物を大量に持ち帰ることは中国人の「中国の店」に対する不信が根底にあった。韓国も一時そうだった。知らず知らずに染み付いたこのような印象のためなのか、韓日中3国が時差を置いて同じ道にたどっているという主張や研究は多い。三菱総合研究所は約30年という計算まで出した。