韓経:ヒット商品なら何でも真似る…Kフードの競争力をむしばむ「コピー商品」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.25 10:05
「国内でも『元祖』として知識財産権が認められるのに海外のコピー商品にどう対応すればいいですか」
ある食品大企業役員の話だ。彼は「昨年、中国オンラインショッピングモールで売れた自社のコピー商品が数千件に達する」と訴えた。韓国内食品業界は数十年間コピー商品を黙認していた。ある製品がヒットすれば似たような包装デザインの製品が売台を覆った。
だが、最近になって雰囲気が変わっている。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態をきっかけにKフード輸出が急増すると、このような慣行に対する問題意識が高まっている。「1位製品」として世界への跳躍を夢見る食品会社は製品包装デザイン資産の保護のための訴訟戦に備えて「水面下作業」を行っていることが分かった。ある食品会社関係者は「このままでは世界市場で圧倒的な競争力を持ちにくいと判断して法務チームなどを中心に対応に出た」と話した。