韓経:中国のミートゥー商品に驚き…「日本追いかけた韓国を見るよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.03 13:07
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中国家電メーカーのハイアールはIFA2018で自社の「アイリフレッシュ」洗濯機に装着されたモーターの駆動模型を展示した。
先月31日、欧州最大の家電見本市「IFA2018」が開かれたドイツ・ベルリンの大型展示場「メッセベルリン」。中国家電メーカーのハイアールのブースを訪れたLGエレクトロニクスの趙成珍(チョ・ソンジン)副会長と役員は洗濯機の前に設置されたモーターの模型の駆動原理を注意深く見守った。「洗濯機職人」と呼ばれる趙副会長が中国企業の洗濯機モーターを細かくチェックした理由は、中国企業の技術力がどのレベルまで上がってきたのかを確認するためだった。見た目だけ立派な新製品広報に注力した中国企業がいまではモーター駆動模型を展示するなど「技術」に力を入れ始めたという評価が出てきた。家電業界関係者は「中国企業の追撃は侮れない。日本製品を追いかけながら急成長した韓国の過去の姿を見るようだ」と話す。
◇妙に見慣れた中国製品
中国家電メーカーは他の会社の製品を模倣した「ミートゥー商品」を主に出してきた。ミデアは人工知能(AI)機能が搭載されたエアコン「エアエックス」を公開した。エアコン上段に設置されたカメラが人々の動作を認識し、運動する時には強い風を、眠りに就いた時は弱い風を送ってくれる。外出する時もエアコンを消さなくても良い。人が外に出て行ったことを認識したエアコンが自動でオフになるためだ。カメラと多様なセンサーを活用してユーザーの生活環境を学習するという点でLGエレクトロニクスのエアコン「ThinQ」と似ていた。