光復会長「親日派破墓」主張に…李洛淵氏「同意」・金富謙氏「時期尚早」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.17 15:39
金元雄(キム・ウォヌン)光復会長が油を注いだ国立顕忠院「破墓」論争をめぐり、与党「共に民主党」党代表候補らが17日、それぞれ異なる見解を出した。これに先立ち金元雄氏は15日の光復節(解放記念日)記念演説を通じて「国立顕忠院には親日軍人をはじめ反民族の人々69人が安葬されている」とし、親日前歴がある国家有功者に対する破墓を主張した。
これについて李洛淵(イ・ナギョン)氏はこの日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演し、破墓論に関連して「原則的に同意する」とし「国民の多数は顕著な親日派は移葬することが正しいと考えている。ただ、その対象が誰かということに関しては、若干意見が分かれている。対象の選定や処理方式については慎重でなければならない」とした。
金富謙(キム・ブギョム)氏はこの日午前、国会記者会見直後に取材陣と会い、「この問題(破墓論)はあまりにも多くの論争がある。まだ議論するのは時期尚早」とし、直接的な見解表明は避けた。金富謙氏は「この問題は金元雄会長のために拡大したようだが、それにもかかわらず、政府与党の責務は国民信頼の早急な回復、新型コロナウイルス(新型肺炎)によって停滞した経済の回復、当面の新型コロナ再拡大予防に力を総結集すること」と話した。