『愛の不時着』のたくましい女性のおかげで…日本で再び盛り上がる韓流ブーム(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.10 16:36
『愛の不時着』が日本で人気を得た理由は色々あるだろうが、北朝鮮に対する関心が第一だと思う。政治的部分にばかりフォーカスする報道で、北朝鮮のイメージは日本で概ね良くない。ところが、そこに親近感を感じるような普通の人も暮らしていることを初めて知ったのだ。『冬のソナタ』1つで韓国への視線が変わったように『愛の不時着』1つで、北朝鮮に対する視線が変わったのだ。
イ・ジョンヒョ監督が「BTS(防弾少年団)をはじめK-POPが流行り、『パラサイト半地下の家族』が流行ったことで、韓国人の情緒を受け入れるようになったのではないかも思う」と言ったのにも一理ある。いわゆる第3次韓流ブームは、BTSやTWICE(トゥワイス)などK-POPを中心に始まった。『パラサイト半地下の家族』のアカデミー4冠王で韓国映画に対する関心が高まった。今も、新型コロナの中でも『はちどり』『マルモイ ことばあつめ』など韓国映画が日本で好評を得ている。