深まる法務部長官と検察総長の対立=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.09 14:02
「チャンネルA記者の強要未遂疑惑事件」に関連して尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が「従来の捜査チームが含まれた独立的捜査本部構成」という折衷案を出したが、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官がこれを直ちに拒否した。この折衷案は破局を防ぐために最高検察庁と法務部が協議して用意し、尹総長が熟考を経て発表したものと伝えられ、「秋長官の拒否が過度に独断的では」という指摘も出ている。秋長官は「9日午前10時まで返答してほしい」と最後通牒をした状況であり、初の検察総長監察および職務停止事態が発生する可能性も提起されている。
最高検察庁は8日午後6時ごろ、「ソウル高検長が現在のソウル中央地検捜査チームを含む独立的な捜査本部を構成し、検察総長の指揮を受けず捜査の結果だけを見てする方式で捜査する案を法務部長官に建議した」と明らかにした。秋長官の指揮権発動から6日後に尹総長が答えを出したのだ。