韓国法務部長官候補「申し訳ない、知らなかった、不法はない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.03 10:00
韓国のチョ・グク法務部長官候補が2日午後3時30分、記者懇談会という形式を借りてカメラの前に立った。この様子は全国に生中継された。当初、2日と3日の国会法制司法委で開くことにした人事聴聞会が証人採択問題で難しくなったことを受け、チョ氏が「聴聞会が白紙に戻った」として、初めての記者懇談会を自ら要望して「自己弁論」に出たのだ。証人も、検証資料もなく、記者団を相手に本人の釈明だけを無制限に行う席だった。午後3時30分に始まった記者懇談会は午前0時をすぎて午前2時15分まで行われた。10時間45分進められたが、4回の休憩を勘案すると、実質8時間25分だった。「最後に正確に100回目の質問があった」と懇談会の司会を務めた洪翼杓(ホン・イクピョ)共に民主党首席報道官が伝えた。
チョ氏は2日午後、国会本庁246号室で開かれた記者懇談会で「国民の皆様、申し訳ありません」「申し訳ない」とし「大きな失望を抱かせてしまった」などと話した。チョ氏は娘が高校時代に檀国(タングク)大医科学研究所で2週間のインターンシップ後に医学論文第1著者として掲載されたことについて「私も今見ると高校生が第1著者になっていることはおかしいと思う」としつつも「当時の時点では、第1、2著者の判断が甘かったり曖昧だったり、責任教授の裁量にその多くが委ねられていた」」と主張した。チョ氏は「メディアの報道を見ると、自分の子どもが実験結果を英語で整理する際に大きく寄与したという判断で、そのように聞いた」と話した。