韓経:素材・部品・装備「半分の成功」…フォトレジストの日本依存依然90%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.30 08:31
昨年6月30日に日本政府が半導体製造の核心素材である高純度フッ化水素とフォトレジスト(感光液)、ディスプレー工程用フルオリンポリイミドの韓国への輸出を規制することにしたという産経新聞の報道が出た。サムスン電子とSKハイニックスは規制施行の7月4日より前に少しでも多くの量を確保するため購買担当役員らを日本をはじめとする海外に急派した。在庫でしのげる期間は約2カ月だった。日本政府が同年8月にフォトレジストとフッ化水素輸出許可を出さなかったなら乗り越えられなかったというのが半導体業界関係者らの話だ。
韓国政府は「国産化」を掲げて素材・部品・装備産業(素材・部品・装備)支援に出た。それから1年。一部成果はあった。日本製と対等な品質の液体フッ化水素を開発したのが代表的だ。だが極端紫外線(EUV)露光工程用フォトレジストと超高純度の気体フッ化水素の国産化の知らせはまだない。「調達先を多角化すべきだが日本との協業を無条件で排除する必要はない」という指摘が産業界と学界から出る理由だ。