韓国元国防長官「現在の安保状況、『天安』爆沈当時より悪い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.02 09:39
北朝鮮が韓国哨戒艦「天安」襲撃10年と西海(ソヘ)守護の日をあざ笑うかのように、先月29日早朝に超大型放射砲をまた発射した。北朝鮮軍は中国武漢発の新型コロナウイルス感染症の防疫のためしばらく中断していた冬季軍事訓練を再開した。3月に入って短距離弾道ミサイルと放射砲を3度も発射した。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任後初めて先月27日、西海(ソヘ、黄海)守護の日の行事に出席した。しかし行事で韓国哨戒艦「天安」爆沈は誰の犯行かと尋ねるユン・チョンジャさんの質問に対し、文大統領は「政府の立場に変わりはない」というあいまいな答弁をした。「天安」襲撃の主犯は北朝鮮という発言はしなかった。報道を接した多くの国民は怒りを感じた。ユンさんは「天安」襲撃で戦死した故ミン・ピョンギ上士の母親だ。