青瓦台国家安保室長「韓日軍事協定見直し」波長…青瓦台「原則的発言」火消し(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.19 08:14
青瓦台(チョンワデ、大統領府)が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)見直しの可能性を示唆したが、原則的な発言だったとして事態の火消しに出た。鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は18日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と5党代表の会合でGSOMIAに対して「今は維持の立場だが、状況によって見直すこともあり得る」と話した。
正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)代表らが「日本が韓国をホワイトリスト国から除外する場合、正面対抗カードとしてGSOMIAを廃棄しなければならない」と主張したことに伴うものだ。この日の会合で鄭室長と金尚祖(キム・サンジョ)政策室長は「7月30日または8月1日に(日本が韓国の)ホワイトリスト排除を発表するだろうと予想している」と報告したという。沈相ジョン代表は公開発言で「日本が韓国をホワイトリストから除外する措置を実際に取るなら、日本が韓国を安保パートナーとして認めないということなので、GSOMIA廃棄を検討するべき」とし「安保協力をしないという国に軍事情報をどうしたら提供することができるのか。8月23日までに通知すればいい。米国の協力を効果的に引き出す契機になるだろう」と話した。