韓国保健当局、外国人患者の検査・治療費支援は「恵沢ではなく公益目的」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.30 19:07
保健当局が海外から入国する外国人の新型コロナウイルス診断検査と治療費用を支援するのは「公益目的」と改めて強調した。
中央災害安全対策本部第1総括調整官を務める保健福祉部の金剛立(キム・ガンリプ)次官は30日午前の定例会見で、すべての入国者隔離方針にともなう施設隔離費用は対象者が負担するが検査費と治療費を支援することと関連してこうした立場を明らかにした。
金次官は「一部自宅隔離が難しい入国者の場合、政府や自治体で提供する隔離施設を利用しなければならない。この場合隔離施設利用にともなう費用は入国者が負担しなければならない。検査費と治療費については国が支援する。だれかに恩を施すような特恵を与えるのではなく、共同体内の感染拡大を防ぐための公益的目的で支援するもの」と話した。