韓国政府、欧州発入国者の急増に全員検査断念 「無症状者は自宅隔離」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.25 09:17
欧州と米国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染者が急増する中でも、入国禁止なしで逆流入を遮断するという韓国政府の構想が、開始早々、限界を表わした。欧州発入国者全員に対する即時隔離および検査方針を変えながらだ。
中央防疫対策本部は24日、「欧州から入ってくる内国人の無症状者は自宅隔離をしながら管轄保健所で入国後3日以内に検査する予定」と明らかにした。これに先立ち、政府は22日から欧州発入国者全員を別途施設に移して新型コロナの検査を実施することにした。疑い症状を示しているなら、空港検疫所内の隔離観察施設で診断検査を受け、無症状者は指定臨時生活施設に移動して待機した後に検査を受ける流れにした。だが、実施からわずか2日で原則を変えた。