韓経:パンデミックの局面なのに…治療剤開発もワクチン確保も遅れる韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.27 09:09
新型コロナウイルスによる肺炎感染者が1000人を超え、治療剤の開発と確保の必要性が大きくなっている。だが韓国は治療剤開発でも主要国より遅れていることが明らかになり、危機感が足りないのではないかとの指摘が提起される。
新型肺炎はまだ効果が明確な治療剤やワクチンがない。韓国は現在エイズ治療剤である「カレトラ」を主に活用しているが効果は大きくない。世界の保健当局が「救援投手」に期待をかける薬はある。新型インフルエンザ治療剤である「ファビピラビル」とエボラ治療剤である「レムデシビル」だ。これらはイ・ウィギョン食品医薬品安全処長が25日に導入を検討していると明らかにした医薬品でもある。