韓経:ウォン相場の下落幅、新興国で3位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.24 07:31
今年に入りウォンの下落幅が主要新興国通貨で3番目に大きいことがわかった。新型コロナウイルスによる肺炎拡散にともなう衝撃を多く受けていると分析される。
韓国銀行によると、21日基準で対ドルでウォン相場は昨年末より4.6%下落した。1ドル=1156.40ウォンだった為替相場は1209.20ウォンと53ウォンのウォン安となった。
ウォンの下落幅は経済規模が大きい韓国、中国、インド、インドネシア、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ロシア、トルコ、南アフリカの新興市場10カ国のうちブラジル・レアルの8.6%、南アフリカ・ランドの7.4%に次いで3番目に大きい水準だ。ウォンが大きく値を下げたのは中国の景気鈍化、国内消費不振などの悪材料が重なった影響だ。