韓経:韓国政府「エボラ治療剤、新型肺炎に活用検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.25 08:56
韓国で保健当局がエボラ治療剤を新型肺炎患者治療に活用することを検討中だ。中国と日本では新型インフルエンザ治療剤を新型肺炎治療剤として許可した。
韓国医療陣はHIV治療剤「カレトラ」(成分名:ロピナビル、リトナビル)、マラリア治療剤「ヒドロキシクロロキン」など新型肺炎治療の効果があるとされる治療剤を使っている。食品医薬品安全処は地域社会感染が本格的に広がる前の13日に7944人分とヒドロキシクロロキン38万人分の在庫を保有していると発表した。食品医薬品安全処と希少疾病医薬品センターは、重症患者、小児患者を治療するのに備えてカレトラのシロップ剤も追加で調達した。薬品が不足した状況ではないというのが当局の判断だ。