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韓経:「武漢チャーター機」終盤まで一進一退…「素顔」見せた対中外交=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.31 08:36
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紆余曲折の末に中国武漢に滞在中の韓国海外同胞を帰国させるチャーター機が30日、仁川(インチョン)国際空港を出発した。しかし、出発当日まで出発時間がずれ込んだり移送人員が減ったりするなど行き違いが重なりながら、韓国政府の後手対応と部署間の不協和音、対中国低姿勢外交など、政府の危機収拾能力が底を見せたという批判が出ている。現地では「みすぼらしい対中国外交の素顔が表れた」という自嘲混じりの声まで出ている。

韓国政府はこの日午後9時ごろ、新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)発源地である湖北省武漢に残留している海外同胞を帰国させるためのチャーター便を派遣した。

 
チャーター機は当初午前10時に韓国を出発する予定だったが、出発数時間を控えて急に延期になった。中国政府から前日夕方、チャーター機1機に限り夜の時間帯に中国入国を許容すると一方的に通報されてから、予定サれた日程に沿って運航するための協議を継続したが、結局失敗した。搭乗者は帰国希望者約720人のうち肺炎症状のない海外同胞350~360人に決まった。

当初政府はこの日午前にチャーター機2機を中国に派遣する方向で中国政府と協議していた。前日に金剛立(キム・ガンリプ)保健福祉部次官もこのような日程を発表し、武漢総領事館は現地海外同胞に具体的な集合日程まで公示した。

しかし、現在のところチャーター第2便の運航日程はまだ決まっていない。一部ではさまざまな国が一度に自国民の移送を始めたことを受け、現地中国人の不安を助長させかねないという憂慮によって中国政府がこのような決定を下したという分析がある。

しかし外交界では、韓国政府が中国との協議結果を過度に楽観して起こったことだという指摘も少なくない。中国から確答を受ける前に、政府が国内の世論を意識するあまり、発表を急いでしまったということだ。外交部では「中国内の行政的手続き過程で時間がかかっているにすぎない」として結果を楽観していた。

前日、政府が武漢肺炎症状を示している海外同胞まで帰国させると発表したが、これを突然覆したのもこのような雰囲気によるものだとの指摘だ。金仁チョル(キム・インチョル)外交部報道官はこの日、「具体的な協議事項については追加で差し上げる事項はない」と言葉を慎んだが、朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は「中国の対外的な威信というべきか、各国が騒ぎすぎだと考えるようだ」と責任を中国政府に転嫁するような発言をした。

米国と日本はすでにチャーター機を投じて自国民の帰国を実現させている状況なので、批判の声はさらに大きくなっている。30日、日本メディアの朝日新聞は、日本政府関係者を引用して「まず米国と日本が発着枠をもらった。中国がどこを重視しているのかが分かる」と報道した。

今回の輸送作戦が二転三転したことを受け、韓中関係の現住所を赤裸々に表わしたという評価がある。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任後の訪中で「中国の夢に韓国が共にする」と発言するなど対中密着外交をしてきたが、決定的な瞬間に中国が韓国の要求を聞き入れなかった格好になったためだ。外交界でも「THAAD(高高度ミサイル防衛体系)事態以降、限韓令、香港事態、新疆ウイグル自治区人権問題に消極的に対応しているという批判を受けながらも中国に力を入れてきたが、「結局返ってきたのは『下待(粗末にあしらわれる)』だけだった」という声が出ている。

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