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【時論】米朝関係の荒波の前に置かれた韓半島の安保

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.02 13:34
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新しいミレニアムが始まってから早いもので20年が過ぎた。多くのことが変化した。韓国経済はすでに世界10位圏に来ている。国民の生活水準も高まり、韓流によって世界が踊っている。

ところが過去20年間変わらないものもある。北朝鮮の核開発による米朝関係の悪化と韓半島(朝鮮半島)安保の不確実性だ。今年は不確実性がピークに向かっていく可能性が高そうだ。危機なのか機会なのか。

 
2000年代に入り、米朝関係は米中関係、北朝鮮の内部状況、そして北朝鮮の軍事技術的必要性という変数によって形成された。米中が合意して北朝鮮に対する原油供給を中断した2003年に6カ国協議が作られた。金正日(キム・ジョンイル)が脳卒中で倒れた2008年以降、北朝鮮が核実験や韓国哨戒艦「天安」爆沈、延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発を敢行した。水素爆弾や大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発がほぼ完了した2016~2017年に、相次いで戦略挑発をした理由だ。

このような変数は今年も影響を与えるだろう。米中関係は覇権競争局面に入った。中国にとって北朝鮮は有用な対米交渉カードだ。このカードを簡単に捨てることができない中国の立場が金正恩(キム・ジョンウン)をさらに大胆にさせるだろう。

北朝鮮の内部状況は絶対独裁に向かっている。張成沢(チャン・ソンテク)の処刑と主要人物の粛清以降、誰も金正恩に直言できない構造だ。軍事技術的必要性も同様だ。これまで進展させてきた長距離ミサイル技術を実際に実験したい欲に駆られるだろう。彼らが新年の挨拶に代わる党中央委員会の決定で正面突破を主張した背景だ。

ところが新年には特別な変数がもう一つある。11月に予定された米国の大統領選挙だ。過去20年間で5回の米国大統領選挙があったが、2020年が特別なのは、他の米国大統領とは違ってドナルド・トランプは金正恩と会い、その結果として北朝鮮が核実験とミサイル試験をしないことを成果だと話したためだ。

振り返ってみれば、やはり誇張にすぎなかったが、大統領選挙の争点になれば別問題だ。実際、北朝鮮が長距離ミサイルを発射する場合、状況によっては米国の対応の強さを予想できないためだ。現在としては再選の可能性は低くなく、トランプ大統領が極端的な選択をする理由がない。下院の弾劾訴追が上院に送られた状況だが、共和党が多数なので棄却される見通しだ。これといった民主党大統領選挙候補者もおらず、夏以降、1対1の構図が形成されれば、トランプ大統領の毒舌に耐えられるか疑問だ。

だが、北朝鮮が今後も挑発を続ければ、民主党はこれをトランプ大統領の攻撃に利用するだろうし、この過程でどのような理由であれトランプの支持率が低くなれば、彼は劇薬処方を選ぶかもしれない。戦争中に再選に失敗した米国大統領がいないという米国歴史の教訓が、言葉だけで聞いていた「鼻血作戦」を実際に目撃させるようにするかもしれない不安な一年にならないとも限らない。

解決法はある。北朝鮮が核をあきらめればよい。米国は2018年6月シンガポール首脳会談の4項目を履行するという立場だ。だが、北朝鮮はついに非核化の道を拒否した。それなら韓国の答えも決まっている。軍事的緊張の高揚を防ぎ、長期的観点から非核化を推進するのだ。

文在寅(ムン・ジェイン)政府の問題は、過去の政策を失敗と断定し、北朝鮮の意図に対する無駄な幻想にこだわっていることだ。

20年前の北朝鮮は核保有の道を選んだが今の姿はどうか。核を除けばすべての面で韓国についてこれていない。韓国は核を放棄したが、経済を発展させて北朝鮮に比べて数十倍以上の力をつけたし、韓米同盟を強化して北核脅威に対応してきている。

対話を名分に、非核化を諦めたり経済を退行させたり韓米同盟を弱めたりしないよう願う。荒波が押し寄せているが、気持ちを引き締めて中心の軸をしっかりつかんでいれば巡航は可能だろう。

申範チョル(シン・ボムチョル)/峨山(アサン)政策研究院安保統一センター長

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