チョ・グク前法務部長官が２６日、拘束前被疑者尋問（令状実質審査）を受けるために裁判所に姿を表わした。拘束の有無はこの日夜遅く決定されるものとみられる。

チョ氏はこの日午前１０時５分ごろ、ソウル松坡区文井洞（ソンパグ・ムンジョンドン）ソウル東部地裁に到着して「その間家族全体を対象にする検察の果てしない捜査に耐え続けてきた。苛酷な時間だった」と心境を打ち明けた。

また「私は検察の令状申請内容に同意できない」として「きょう法廷で判事に詳細に申し上げる。徹底的に法理に基づいた判断があるだろうと希望している」と話した。

彼は「政務的責任のほかに法的責任も認めるか」「容疑を認めるか」という取材陣の質問には答えずに法廷に入った。チョ氏は審査後ソウル東部拘置所で待機しながら結果を待つことになる。

チョ氏に対する令状実質審査はこの日午前１０時３０分からソウル東部地裁１０５号法廷でクォン・ドクジン令状専門担当部長判事の審理で行われる。これに先立ち、ソウル東部地検刑事第６部（イ・ジョンソプ部長検事）は今月１６日と１８日チョ氏を呼んで調査した後、２３日職権乱用権利行使妨害の容疑を適用して拘束令状を請求した。