トランプ大統領の韓国防衛費分担金50億ドル、在韓米軍45億ドル予算が根拠か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.28 09:25
トランプ米大統領が提示した在韓米軍の防衛費分担金50億ドルはどこから来たのだろうか。米国防総省が米議会に2020年国防権限法案(予算法案)議論のために提出した2020会計年度予算要請資料に答えがあった。2020会計年度(2019年10月1日-2020年9月30日)の在韓米軍費用予算案は計44億6420万ドル(約5兆2544億ウォン、約4900億円)だった。四捨五入すれば45億ドルだ。26日(現地時間)に出版されたトランプ大統領の公式伝記『トランプのホワイトハウスの中で』で、トランプ大統領が作家ダグ・ウェド氏に「我々が韓国防御にどれほどの費用を使うか知っているか。年間45億ドルだ」と話したその金額だ。
米国防次官室で作成された2020予算案資料の「海外費用要約」によると、韓国に対する駐留費用は軍人件費21億400万ドル、運営維持費22億1810万ドル、家族住宅費1億4080万ドルと特定事業回転基金130万ドルを合わせて44億6420万ドルだ。したがってトランプ大統領は在韓米軍2万8500人の給料と高難度任務手当(HDP)など各種手当まで含めた全体の駐留費用に5億ドルを追加して50億ドルを提示したのだ。