防衛費交渉、80分で米国が中断…韓米同盟史で前例ない決裂(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.20 08:29
光が漏れる隙間もないという韓米同盟関係で前例にないような状況が生じた。両国代表団が19日、ソウルの韓国国防研究院で防衛費分担金交渉を始めてから80分後、米国側が交渉の場から出て行った。当初、韓米は第11回防衛費分担金特別協定(SMA)締結のための3回目の交渉を18、19日と2日間の日程で行うことにした。18日の4時間(午後1-5時)に続き、19日には午前10時から午後5時まで昼食時間を含めて7時間の交渉を予定していた。しかし会談は午前11時20分ごろ終わった。
外交部は担当記者団に文字メッセージを送り、「防衛費分担交渉が予定通りに進行しなかった」と伝えた。外交部は「米国側は新しい項目の新設などを通じて防衛費分担金が大幅に増額されるべきだという立場である半面、我々はSMAの枠の中でお互い受け入れ可能な範囲内で合意すべきという立場」と明らかにした。韓米ともに交渉の場を先に出たのは米国交渉代表団だと確認した。