防衛費・GSOMIAと韓国に重なる悪材…米高官「関係は変わる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.17 12:48
トランプ大統領の在韓米軍防衛費分担金50億ドル要求に対し米国内でも批判が出てきたがトランプ政権の反応は変わらない。米国務省高官は「地域安保力学が変わり(韓米)関係も変わる」と話した。トランプ大統領が日本にも今年の4~5倍の80億~90億ドルを在日米軍分担金として要求しているが、5カ年合意が終了する2021年3月が交渉対象だ。いまは韓国だけ18~19日ソウルで開かれる分担金協定(SMA)3次交渉とGSOMIA終了を控えて悪材が重なった状況だ。
米国務省高官は15日、韓日中歴訪結果会見で、忠実な同盟に500%の増額を要求することがどのように善意の行動になれるのかとの質問に「この政権が指摘し続けてきた要点は北朝鮮と他の安保リスクが関連した地域安保力学が変わり関係も変わるということ」と話した。その上で「われわれは両国が業務量と財政負担を公平にするためSMAを再検討する。交渉細部事項と検討中の数値を明らかにするのは極度に愚かなことだが負担を分担することが両国の利益であり、韓米関係のバランスを取り自尊感を守って尊重するためのもの」と強調した。