「韓米同盟列車の脱線」 ワシントンも驚いた…米国務省「交渉終わるのではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.20 11:47
米国の防衛費分担金交渉代表が交渉の場から出て行くという韓米同盟史上初めての事態が発生したことにワシントンも驚いた。米国務省は19日、「交渉が終わったわけではない」という立場を明らかにした。しかしワシントンの専門家らは「韓米同盟が衝突に向かうところで脱線した。米国は同盟から離れようとしているのか」と驚く反応を見せた。
米国務省の高官は19日(現地時間)、ソウルで開かれた韓米防衛費分担金協定(SMA)3回目交渉の決裂に関連して交渉は無期限中断するのかという質問に対し、ジェームズ・ディハート交渉代表の声明を引用し、「我々は韓国側が相互信頼とパートナーシップに基づいて努力する準備ができた時、交渉を再開することを期待する」と繰り返した。交渉が終わったわけではないという立場を確認したのだ。続いて「トランプ大統領は韓国が公正により多くを負担できるはずであり、負担しなければいけないということを明確にしてきた」とし「我々は米国が弾力のある韓米同盟を持続・強化できるよう公正かつ公平なSMA交渉の結果を追求する」とし、従来の立場を再確認した。