<W杯サッカー>南北戦の生中継は不発…「平壌上部から広報するなと指示」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.15 10:07
15日に平壌(ピョンヤン)で行われるカタールワールドカップ(W杯)2次予選の南北サッカー試合の生中継が結局、不発となった。統一部当局者は14日、「最後まで(北朝鮮当局と中継問題を協議してきたエージェンシーの)仲介人が訪朝して努力したが、難しくなったようだ」と述べた。
パウロ・ベント監督が率いるサッカー韓国代表は15日午後5時30分、北朝鮮平壌の金日成競技場でアウェー試合を行う。1990年10月の平壌「統一サッカー」親善試合以来29年ぶりとなる北朝鮮での南北サッカー対決だ。関連状況に詳しい消息筋は「平壌の上部から今回の対戦と関連して『一切広報するな』という内部指針を北朝鮮サッカー協会に送ったと聞いている」と話した。続いて「北朝鮮が巨額の中継権料を要求してこじれたという主張もあるが、それよりも平壌上部の指示が中継と取材陣・応援団訪朝の不発に決定的に作用したようだ」と伝えた。