韓国海洋水産部「中国・チリも『日本福島汚染水』の海洋排出に懸念」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.10 14:14
ロンドン国際海事機関(IMO)本部で開かれているロンドン条約及びロンドン議定書で、中国とチリが日本の福島原発汚染水の海洋排出の可能性に対して懸念を表明した。これまでこの問題を国際的に公論化しようとしていた韓国の立場としては「援軍」ともいえる同調国を得たことになる。
10日、韓国海洋水産部によると、これまで当事国総会では福島原発汚染水処理問題がロンドン条約及びロンドン議定書内で議論する問題ではないとみなされていた。当事者である日本やIMO事務局などは該当イシューが海上での投機などに関するロンドン条約及びロンドン議定書ではなく、国際原子力機関(IAEA)で議論するべき事案という立場を示してきたためだ。