韓国政府、国際会議で福島汚染水問題を公論化する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.07 06:58
日本政府が福島原発汚染水の海洋放流を検討していることを受け、韓国政府がこれを防ぐために国際世論戦に出る。
韓国海洋水産部は7日(現地時間)に開かれる「ロンドン条約及びロンドン議定書当事国総会」に代表団を派遣して日本の福島原発の汚染水処理問題を国際的に公論化する計画だと6日、明らかにした。総会は英国ロンドンの国際海事機関(IMO・International Maritime Organization)本部で開かれる。
ロンドン条約及び議定書当事国総会は世界各国の廃棄物海洋投機問題を議論する会議体制だ。今回の総会では議題の一つとして放射能廃棄物の管理問題が扱われる予定だ。韓国政府は原子力安全技術院・海洋科学技術院で構成された代表団を派遣して対応することにした。海水部関係者は「日本側に原発汚染水処理に関する情報を透明に公開することを求める計画」としながら「総会でこの懸案を持続的に議論する必要があるという点を強調したい」と話した。