<中央日報・CSISフォーラム>ビクター・チャ「年内にトランプ・金正恩の4回目の会談見られそう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.02 10:01
「中央日報・CSISフォーラム2019」の最初のセッション「平和と非核化」では、北朝鮮の非核化措置に対する評価、韓米同盟、米朝首脳会談に対する議論が行われた。年内にトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が会うかもしれないとの観測が出てきた。米NBCのコートニー・キューブ記者の司会で韓米の専門家4人が討論した。
◇ビクター・チャCSIS選任顧問兼韓国部長=昨年の北朝鮮の核実験中断宣言は非核化に向けたものでもあり、核開発計画がすでに先進化されこれ以上実験する必要がないという意味でもある。北朝鮮が核実験と米国本土打撃が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験に成功した後に平和協定を推進するのは「バッドディール(悪い取引)」だ。核は扱うことができずに制裁が緩和され、北朝鮮を核保有国と認定することになるためだ。年末までに「スモールディール」を作って制裁を一部緩和し、連絡事務所を設置して平和宣言をした後にテレビで米大統領選挙を見守りだれが当選するのか見極めるのが現在の北朝鮮としては最も完璧なシナリオだ。年内にトランプ大統領と金正恩委員長の4回目の会談を見ることができそうだ。