韓経:現代重工業・ポスコ「素材の国産化」で意気投合
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.27 11:48
現代重工業グループがポスコとともに液化天然ガス(LNG)を燃料として使うLNG推進船の燃料タンク(鳥瞰図)素材の国産化に出る。LNG推進船は既存の軽油、またはバンカーC油を燃料として使った船舶に比べて汚染物質の排出が少なく、未来型環境にやさしい船舶に選ばれる。
現代重工業グループは18万トン級のLNG推進では燃料タンクにポスコが開発した「9%ニッケル鋼」を適用したと26日、発表した。船舶がLNGを燃料として利用するには氷点下160度以下でLNGを保管するタンクが必要だ。ニッケルを含有した9%ニッケル鋼は極低温(氷点下163度)の環境でも優秀な強度と耐久性を維持することができる。このLNG燃料タンクを搭載した船舶は来年11月、韓国の船主会社であるHライン海運に引き渡す予定だ。