韓経:日本の影から脱した韓国産光学レンズ 「1000億ウォン輸出」の希望
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.09 09:59
日本の輸出規制が始まってから2カ月ほど経過した中、韓国国内の素材・部品・装備生態系に「転禍為福」の期待が高まっている。政府が財政を集中投入しているうえ、基盤技術を研究する研究所も次々と成果を出しているからだ。素材・部品国産化の最前線にある技術研究所の成功事例を企画・連載する。
真っ暗な夜にも事物を識別できる赤外線カメラ。韓国企業が軍事および民需用として生産してきたが、核心部品は日本や欧州から輸入するしかなかった。光学ガラス素材の技術がなかったからだ。国産化の道を見つけたのは韓国光技術院だった。約6年間の研究開発(R&D)の末、源泉技術を確保して最近、国内企業に移転を完了した。