<危機の韓日関係、連続診断13>GSOMIA終了前に強制徴用解決の突破口見つけなくては(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.11 08:57
▽洪圭徳(ホン・ギュドク)淑明女子大学教授=4~6日に開かれたソウル安保対話に森本敏元防衛相、徳地秀士元防衛審議官が参加した。今後韓日米関係が重要なためGSOMIA以降の状況に対する解決に傍点を置いてメッセージを伝えにきたが、5日に朴宰民(パク・ジェミン)国防部次官が立ち上がり問題の発生原因をめぐり舌戦を行った。両国関係をしっかりと導いていくための方向設定のために参加したものなのに、韓国側がこれ見よがしに何が問題なのか指摘したことは本当に残念なことだ。(安倍政権が一両日中に内閣改造を断行する予定だが)防衛相、外相だけでなく国家安全保障局長も変わる。谷内正太郎局長の後任である北村滋内閣情報官は安倍首相と近いので影響力がある。新しいラインを開拓する積極的な努力が必要だ。
▽申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使=GSOMIAは終了期間である11月22日まで一種の執行猶予状態だ。この期間を活用してどのように解決していくのか考えなければならない。
▽朴チョル熙ソウル大学教授=日本側ではGSOMIAはカードにならないと話す。輸出規制やホワイト国は産業全般に対する圧力だ。これに対しGSOMIAは韓国側にもっと必要な協定のため日本の既存措置を撤回するほどの価値がないということだ。