<危機の韓日関係、連続診断12>日本発金融危機の可能性は高くないが安心も禁物(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.28 10:02
悪化の一途をたどる韓日関係の出口を模索して望ましい未来像を見いだすための「韓日ビジョンフォーラム」第12回会合が26日、開かれた。韓国政府の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定で両国関係がさらに冷え込んだ中で開かれたこの日の会合では、両国間の衝突が金融分野に広がるのではという懸念が出てきた。
発題者の尹暢賢(ユン・チャンヒョン)ソウル市立大経済学部教授(元韓国金融研究院長)は「日本発経済ショックと金融危機」をテーマに、グローバル金融ネットワークの中で日本がいかなるカードを取り出す可能性があるかを緊急診断した。続く討論では「金融の特殊性のため日本の不安が韓国の金融を脅かす引き金の役割になり得る」という警戒論と、「韓国経済の体力は過去とは異なり過度に心配する必要はない」という見方が示された。