「韓国の田舎で1カ月生活」プロジェクト、外国人ストーリーテラー5人が貴重な経験
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.26 11:18
23日午前、慶尚北道義城郡点谷面(ウィソングン・チョムゴクミョン)沙村里(サチョンリ)。村の祠堂に安東金氏(アンドンキムシ)晩翠堂(マンチダン)派の家門20人ほどが集まった。儒巾(伝統の帽子)に薄黄色の袍を着た姿だった。祠堂には豚の頭に牛肉とサメ肉、棒ダラ、ナツメ・栗・ダイコン・セリが供えられた。
通常の祭祀ではあまり見られない供物があるこの儀式は、晩翠堂・金士元(キム・サウォン)先生(1539-1601)を追悼するための「享祀」だ。享祀は各家庭の祭祀とは違い、地域の儒林が徳望の高い先祖を追悼する儀式。晩翠堂派は毎年、秋分の日に享祀を主管する。今年は秋夕(チュソク、中秋)連休と享祀が重なった。