釜山観光客25%急増…中国人観光客の抜けた連休を内国人が埋めた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.10 14:35
懸念していた通り、中国国慶節連休(1~8日)に中国人団体観光客はまるで引き潮のように減少していく現象を見せた。だが、済州(チェジュ)・釜山(プサン)・慶州(キョンジュ)・仁川(インチョン)など全国の主要観光地は人々で賑わっていた。臨時休日(2日)を含め10日間の秋夕(チュソク、中秋)連休に内国人観光客が中国人観光客の穴を埋めたためだ。高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓国配備に対する中国政府の不当な報復措置を無力化させる程度だった。
韓国政府が迅速に臨時休日を指定し、3日間(10月3~5日)高速道路の通行料を免除して帰省客だけでなく、内国人観光客を増やした「秋夕特需作戦」がそれなりに奏功したという分析だ。国土交通部によると、秋夕当日には過去最大の交通量(588万台)となるなど、昨年秋夕より全国の交通量が13.9%増加した。釜山観光公社によると、1~8日の釜山太宗台(テジョンデ)と龍頭山(ヨンドゥサン)公園を訪れた観光客は昨年同期より25%程度増加した。外国人観光客の割合が20%程度減った中でも内国人観光客が大きく増加したためだ。