元駐英北朝鮮公使の太永浩氏「北の完全な核放棄の可能性はない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.14 10:53
元駐英北朝鮮公使だった太永浩(テ・ヨンホ)氏が「北朝鮮が国連の強力な制裁のために宥和政策を繰り広げているが、核を完全に放棄する可能性はない」と展望した。また「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は開城(ケソン)工業団地式の開放モデルを好む」とし「北朝鮮に開城工業団地のような外部と断絶したモデルを10カ所ほど作るだろう」と予想した。
太氏は最近、韓国メディア「ニューシス」とのインタビューで「昨年9月から12月までの3カ月間に国連の対北制裁が2件あった。この制裁の破壊力については北朝鮮もそこまで予測できなかった」としながら「今回の制裁は北朝鮮の数百万の基層住民の生活を根本から脅かした」と分析した。