文大統領米朝会談仲介者論に…直取引で割り込んだ金正恩
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 09:05
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の25~28日の電撃訪中で実現した中朝首脳会談は緊迫した韓半島(朝鮮半島)安保状況で中国が再びキープレーヤーに浮上したという意味がある。こうした構図変化は「仲介役」を自任してきた韓国の役割にも影響を及ぼすほかはない。北朝鮮があえて韓国を経ずに望む相手と直取引をするという意向を明確にした格好のためだ。
28日の中国新華社通信によると、金正恩は「現在韓半島情勢が急変しており正義と道義から見ると習主席に直接通知しなければならないと考えた」と話した。習近平中国国家主席も「中国は韓半島問題で建設的役割を発揮し、北朝鮮を含む各国とともに努力して韓半島情勢緩和を推進するよう望む」と前向きに答えた。