金正恩委員長、習主席に「中国を先に訪問したのは当然…崇高な義務」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.28 14:14
中国を訪問して習近平国家主席に会った北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が「中国を先に訪問するのは私の崇高な義務」と述べたと、北朝鮮国営朝鮮中央通信が28日報じた。通信は26日に中国北京人民大会堂であった金正恩委員長の演説を紹介した。
通信によると、この席で金正恩委員長は「我々(北朝鮮)の電撃的な訪問を快く受諾し、訪問がうまく進行するよう傾けられた知性と配慮に深い感動を受けた」と述べた。また「私(金正恩)の最初の外国訪問が中華人民共和国の首都になったのは当然」とし「これは朝中親善を命のように大切に引き継いでいかなければならない私の崇高な義務」と強調した。4月末の南北首脳会談と5月中の朝米首脳会談を推進しながら中国を排除するという「中国パッシング」懸念を払拭するためと読み取ることができる。金正恩委員長は特に「朝鮮の人民と中国の人民は実生活を通じて自分たちの運命がお互い切り離せないということを体験した」とし「朝中親善関係を新たなレベルに強化、発展させるのはわが党と政府の確固不動の立場」と述べた。