中国、金正恩委員長に「一人飯」文在寅大統領と違い高密度・高品格のもてなし(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.28 17:07
習近平中国国家主席が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長にしたもてなしは昨年、中国を国賓訪問した文在寅(ムン・ジェイン)大統領に比べて密度と品格が高かった。中朝間伝統的な友好関係を回復したいという中国の意図がもてなしの所々に透けた。中国が韓国と北朝鮮に対する見方と姿勢の違いがもてなしを通じて如実に見せた。
習主席が金正恩氏に提供した最初の歓待は食事の回数と質の違いだ。文在寅大統領は習近平主席と訪中2日目に国賓晩餐で共に食事をするのにとどまった。晩餐には彭麗媛夫人、丁薛祥中央弁公庁主任、楊潔チ政治局委員が参加した。中国で党と国家指導者と呼ばれる政治局委員級要人では4人が参加した。「ナンバー2」である李克強首相との翌日の昼食は実現しなかった。政治局委員である陳敏爾重慶市党書記との昼食まで3泊4日間の日程の間、中国側要人との食事はただ2度に終わった。