【時論】初の金正恩-習近平会談、コリアパッシングに向かうのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 08:03
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の電撃的な中国訪問で韓半島(朝鮮半島)非核化問題をめぐる状況が揺れている。北朝鮮最高指導者の訪中は金正日(キム・ジョンイル)総書記の生前最後の訪中(2011年)以来であり、2012年に金正恩委員長が執権してから初めてだ。
金正恩委員長が北京に滞在した時間は24時間にすぎないが、南北首脳会談および米朝首脳会談を控えた敏感な時期という点で世界の注目を集めるのに十分だった。執権後、中国の対北朝鮮制裁参加を非難し、中朝首脳会談を拒否してきた金正恩委員長がこのように突然中国を訪問することになった背景と思惑は何か。