輸出を念頭に4500億ウォン投入の韓国型磁気浮上式列車…誰も買わず(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.07 15:50
計4500億ウォン(約450億円)が投入された韓国型磁気浮上式列車が相当期間、仁川(インチョン)空港がある永宗島(ヨンジョンド)内に留まることになった。当初、国内普及はもちろん輸出まで自信を見せて事業を推進したが、磁気浮上式列車を導入しようとする地域は1カ所もないうえ、今後の見通しも明るくないからだ。
国土交通部が6日、国会の朱昇鎔(チュ・スンヨン)議員(国民の党)に提出した資料「磁気浮上式列車導入現況」によると、現在、国内地方自治体のうち磁気浮上式列車の導入意思を明らかにしたところは一つもない。輸出の実績も全くない。仁川市が永宗島内の仁川空港国際業務地区で推進中のカジノリゾート事業などと連係し、磁気浮上式列車の第2段階を候補路線に反映しておいたのがすべてだ。