KTX特室に続きKTX-山川も行き過ぎた改造…度を越したKORAILの安全不感症(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.25 17:10
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KORAILはKTX-山川にあるスナックバー(写真の上)を取り壊して座席12席を設置する方式で改造(写真の下)をして最近国土交通部から制止された。新しく設置された椅子の色と形が最前列の既存の座席と違う。(写真=KORAIL)
KORAIL(韓国鉄道公社)が専門機関の安全性検証も受けないまま「KTX-山川」の乗客休憩空間を客室に改造して国土交通部から制止されたことが分かった。だが、すでに改造作業を終えた11編成の列車は乗客運送に継続して投入されており、ややもすると事故の危険性があるという懸念の声が出ている。
これに先立ち、KORAILはKTX特室を一般室に不法改造した事実が摘発され、原状復旧の命令を受けたことがある。このためにKORAILの安全不感症が度を越しているという批判が提起されている。25日、国土部と鉄道業界によると、KORAILは3月からKTX-山川の乗客休憩空間であるスナックバーを客室に変える作業に着手した。スナックバーは列車1編成当たり1カ所に簡単な食事や飲み物を楽しめるように設置された空間だ。しかし、利用客が少ないという理由でこれを取り壊して座席12席を設置することにしたわけだ。