韓国で生産終了した鏡月焼酎、日本では全国2位(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.29 09:43
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鏡月焼酎は女優石原さとみを広告モデルに起用してテレビ広告などを展開している。(写真提供=サントリー)
韓国東部・江原(カンウォン)地域の鏡月焼酎は1973年に施行された「自道酒」購入制度の恩恵を多く受けた。自道酒制度は道別に1社のメーカーだけが焼酎を作ることを許可するもので、地域酒類業者は地域の焼酎を50%以上扱わなくてはならなかった。だが、1996年に同制度の違憲決定が下されて以降、鏡月は国内消費者の記憶から次第に消えていった。3年前には韓国内での販売が中断された。
だが、鏡月の命脈は切れなかった。日本に渡って華やかに復活した。鏡月は最近、日本焼酎市場全体で日本酒類メーカー「宝焼酎」に次いで販売量2位を記録中だ。日本の市場調査・マーケティング会社「インテージ」が単一ブランド焼酎の昨年1~9月の販売量を調査した結果だ。日本で販売されている韓国の焼酎だけに限ってみると、鏡月は60%以上の市場シェアを誇り圧倒的1位だ。