韓経:書店街に「東野圭吾ブーム」…村上春樹も抜いた=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.11 11:18
韓国で最も人気がある海外作家を挙げるなら日本の村上春樹やフランスのベルナール・ウェルベールが思い浮かぶ。だが昨年韓国で彼らよりも多く本を売った著者がいる。日本の推理小説作家の東野圭吾だ。彼の作品販売量を見てみると十分に「興行保証小切手」といえる。昨年の小説部門ベストセラー10冊のうち3冊は東野の作品だった。
◇日本小説5冊中1冊が東野作品
教保(キョボ)文庫によると、昨年韓国で最も多くの本を売った海外著者は東野だ。教保文庫で昨年売れた東野の本は約19万冊。同じ期間に教保文庫で販売された日本小説のうち19%が彼の作品だった。韓国で厚いファン層を確保している村上春樹は昨年話題作『騎士団長殺し』で華麗にカムバックしたが2位の14万冊にとどまった。