韓経:日本の積極的なノーベル賞外交
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.02 10:37
先月26日、東京国際フォーラムのコンベンションセンター。寒い天気にもかかわらず、休日の早朝から数百人が長い列を作っていた。カジュアルな姿の大学生からネクタイをした高齢者まで年齢層も幅広かった。この日に開かれた行事は日本学術振興会(JSPS)とスウェーデンのノーベル財団が共同主催した「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2017」。先着順で配布された行事のチケットはすぐになくなった。
2012年にスウェーデンで初めて開催されたこの行事では、ノーベル賞受賞者5-7人を含む約30人の世界的な学者が一日中、一般の人と交わりながらグローバルイシューについて討論をする。この日の行事には昨年ノーベル化学賞を受賞したジャン=ピエール・ソヴァージュ仏ストラスブール大教授、1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進理化学研究所脳研究所長、2006年にノーベル物理学賞を受賞したジョージ・スムートUCバークレー教授など受賞者5人をはじめ、グーグル、IBM、エヌビディアなど企業の研究所長など各分野の学者36人が「知能の未来」をテーマに発表した。