米国務省「金正恩、韓米離間」…ワシントンで高まっている警告音(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.04 11:34
米国務省は金正恩委員長の意図を強く疑った。ヘザー・ナウアート国務省報道官は記者会見で先に「南北間対話が良いことか悪いことか」という質問に「両国が対話を望むと決めれば、それは明確に彼らの選択だ。我々は韓国と長い間強い同盟を維持してきた。それは変わらない」として確答を避けた。
だが「金正恩委員長は両国(韓米)の間でどのように仲違いをさせようとするか分からない。私はそんなことは起きないと信じている。我々は金正恩委員長が座って対話に立ち向かう真正性(sincerity)に対して非常に懐疑的(very skeptical)」と強調した。「懐疑的」という外交的表現は非常に強い懸念を表明する時に使う表現だ。ナウアート報道官は「我々の政策(圧力と制裁)は変わっていない」という話も繰り返して強調した。
また、記者会見でホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース報道官も韓国政府の高位級南北会談の提案に関連し「米国の対北朝鮮政策は変わっていない。北朝鮮の変化のために最大の対北朝鮮圧力を加えるだろうし、必ず韓半島を非核化するだろう」と強調した。